
私が職場で半年ほど前まで使っていたパソコンを、機材の配置換えその他の理由により他の方が使用することになりました。最新のものに比べれば性能は劣りますが、2年前の機種としては上位クラスでした。Pentium75でメモリは24M積んでいました。Powertoysなどでゴリゴリとカスタマイズしましたので、まったくストレスなく使用できていました。
しかし。新担当者のところに遊びに行った際、私は目を疑いました。信じられないほど遅いスクロール。なかなか開かないフォルダ。以前はまったく問題なく使用できたCD-ROMを挿入したら、ハングアップするという有様です。
私が使用していたときからの変更点は、新担当者がInternet Explorer4.0をインストールしたということのみ。つまりInternet Explorer4.0がすべての元凶ということです。
かつての恋人が、酒と薬でボロボロになっていたのを見てしまった気分です。
新担当者に悪気はありません。雑誌に書いてあることを信じて、Windows95のバージョンアップのつもりでインストールしただけです。それがこんなことになってしまったのは、雑誌が嘘を書いているからです。Microsoft社から情報や広告をもらわなければならない出版者が、Microsoft社のちょうちん記事を書いたり、Internet Explorer4.0の致命的な欠陥を書かないのは、営利企業としてはむしろ当然なのかも知れません。
しかし、それは頭の悪い営利企業です。短期的にはいいでしょう。しかし消費者とていつまでも騙され続けはしません。ちょうちん記事ばかりの雑誌は、見捨てられていくでしょう。(騙され続けたとしたら、それは人類がその程度の存在だったということですから、それはそれで幸せなことです)
そして騙されていることに気づくきっかけとなるのは、インターネットになるのではないかと思います。さきほども紹介した中村正三郎さんのホームページShow's Hot CornerはInternet Explorer4.0の問題点を含めたMicrosoft社の悪行を事細かに告発しています。
もっとも、Microsoft社やビル・ゲイツの批判をする人はマッキントッシュユーザーであることが多いので、マイノリティのやっかみ、などと思われてしまうことがあるようです。私自身はWindows95ユーザーですが、(やったことはありませんが)ソープですることした後に説教たれるオヤジのような気分になることしばしばです。
そうそう。Internet Explorer4.0には非常に便利な点があります。
面倒なパソコンのトラブルが持ち込まれたとき、
「もしかしてInternet Explorer4.0をインストールしてませんか?」
「してますけど、それが何か?」
「なら、それが原因です。まずInternet Explorer4.0をアンインストールしてきてください」
と追い払えます。仕事の邪魔をされなくなるので、実に便利です。